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医療脱毛

医療脱毛とは

毛穴周囲や毛幹にはメラニンが多く分布しており、メラニンに強く吸収され、ほかの組織には吸収されない波長光を用いることによって、毛包、毛幹に選択的に熱損傷を与えることによって脱毛を行う治療方法です。医療脱毛は部位により1~2ヶ月間隔で照射が必要になります。毛の太さ、濃さ、密度などにもよりますが、照射回数の目安として腋で3~5回、うで、あしで3~5回、ひげの場合は8回~12回程必要な場合があります。

蓄熱式による、痛みが少なく、肌にやさしいスピーディーな脱毛を可能にした次世代のダイオードレーザー

 

808nmと940nmの2波長同時照射が可能なダイオードレーザーとして開発された次世代の脱毛用レーザー装置です。

従来の単発式の照射モードに加え、“蓄熱式”を実現した高速連射モードを搭載しています。

蓄熱式とは、ほんのり温かいくらいの熱を連続で加え続け、徐々に温度をあげてゆく方法で、痛みが少なく、肌にやさしい脱毛を可能にした照射スタイルです。

レーザー光は、毛の毛幹にあるメラニンに吸収されて熱に変わります。その熱が毛幹から毛包(外毛根鞘周辺)に向けて徐々に輻射されて毛包に蓄熱され、変性温度に達した時点で発毛中枢が破壊されます。

またこちらの装置は2波長で同時に照射することによる相乗効果もあり、1台で効率のよい医療脱毛が可能となります。

蓄熱式ダイオードレーザーの特徴

 

 ①脱毛時の痛みが少なく不快感を軽減します

蓄熱式とは、低出力かつ高速連射(最大12Hz)で、毛包周囲にある発毛中枢を徐々に加熱していく方式です。

高出力での単発照射では一度に多くのエネルギーを皮膚表面から照射する為に、熱傷のリスクとともに

疼痛が伴います。蓄熱式の脱毛では痛みが抑えられるため、途中で施術を断念することなく継続できます。

特に男性のヒゲ脱毛は疼痛を伴いますので、蓄熱式による施術はその選択肢となります。

※痛みに不安がある方はお気軽にご相談ください。

 

 ②あらゆる施術(部位)に柔軟に対応できます

  2種類の波長(808nm&940nm)が同時に照射されることで、毛の質(剛毛/軟毛)や密度、施術部位による毛の太さ・深さ等、あらゆる条件に対応でき、施術の幅が広がります。

 

 ③肌にやさしく、ダメージを軽減します

  接触式のペルチェ冷却装置で皮膚表面を冷やしながら施術します。さらに、蓄熱式の照射は、急激な温度上昇が抑えられるため、熱傷リスクも軽減され、肌にやさしく痛みの少ない施術になります。

 

 ④患者様の状況(脱毛部位)にあわせて照射モードが選択できます

  肌にやさしく痛みの少ない蓄熱式の照射モード(スムースパルス)に加え、ハイパワーによる単発式の照射モードの選択もでき、患者様の状況・要望にあわせた施術の提案が可能です。

 

 ⑤あらゆるスキンタイプに対応できます

  1ショットの照射時間(パルス幅)の調整ができるので、色白〜色黒への肌色・肌質にも対応できます、標準的なアジア人のスキンタイプは“Ⅲ”ですが、日焼けした肌やスキンタイプがⅣ以上の肌の黒い方には、皮膚表面のメラニン量が多く、脱毛の過程では皮膚表面の温度上昇に注意が必要となります。

施術時に皮膚冷却をする装置が搭載されていたとしても、あわせて照射時間(パルス幅)を長めに調整することで、皮膚表面の急激な温度上昇を抑えることができ熱傷の予防にもなります。

 

 ⑥全身脱毛にもスピーディーに完了します

  通常の標準ハンドピース(ST)に比べ、より大きな照射面積をもつXLハンドピースは、広い面積に対して一度にレーザー光を照射できます。全身脱毛の場合には、短時間で効率的でスピィーディな照射ができ、施術時間の短縮にもつながります。

 

蓄熱式スムースパルス照射での施術について

 

 照射直後の毛の爆出(Pop-up)が軽減できます

  単発式の照射方法では毛の内部が急激に高温になり、照射直後に毛の爆出(毛穴から飛び出てくる現象)が

起こる可能性がありました。長年、この爆出現象が脱毛の成功の証とされてきました。しかし、蓄熱式の

スムースパルス照射では、毛の温度を徐々に上昇させることでこの毛の爆出を軽減し脱毛ができます。

照射後の毛はそのまま毛穴に残りますが、ヘアサイクルに合わせて2〜3週間で抜け落ちてきます。

そのため、爆出による毛穴周辺の浮腫や異常な発赤ができず、肌へのダメージが少ない脱毛が可能です。

 

 皮膚表面に接触させて高速連射

  非接触による照射の場合、皮膚表面で乱反射を起こしてエネルギーロスを生じます。接触照射では、ジェルを

使用し、皮膚の内部にある発毛中枢にまで効率よく熱を伝えることができます。低出力での高速連射では、

皮膚内部に効率よくエネルギー伝え、皮膚表面の熱傷のリスクも軽減させる相乗効果があります。

 

“単発式照射”と“蓄熱式照射”について

 

比 較 項 目

 

単発式照射

 

蓄熱式照射

 

1)

照射スタイル

ワンショット

高速連射(パルス)

2)

フルーエンス(ワンショット)

高出力

低出力

3)

繰り返し周波数

最大4Hz

最大12Hz

4)

オーバーラップ

基本、行わない

3-8回重ねる

5)

温度上昇の仕方

急激な上昇

じわじわ上昇

6)

痛み

ある

少なめ

 

禁忌・禁止

   1) 次の患者様には使用ができません

   ・光感受性が高い患者様

   ・治療部位にがん病変及び前がん病変がある患者様

   ・治療部位に有毛の母斑がある患者様

   ・治療部位に単純ヘルペスがある患者様

   ・過剰瘢痕化の徴候がある患者様

   ・治療部位に開放創または感染創がある患者様

   ・光感受性の医薬品を使用している患者様

   2) 目の周囲にはレーザー照射はできません(施術方法)

   3 ) 治療部位内に入れ墨がある場合、その部分は処置をしません(施術方法)

 

 

治療前の注意(脱毛予定部位に炎症を起こす行為は避けてください。)

  • 脱毛部位は日焼けしないようにしてください。
  • 毛抜きでの処理はおこなわないでください。
  • 施術前日に、施術部位の剃毛をしてお越しください。

また、

  • 脱毛部位の日焼け
  • 高度の色素沈着
  • 脱毛部の皮膚疾患
  • 光線過敏の方
  • 妊娠中の方

は医療脱毛を控えさせていただきますので、ご了承お願いします。

手順

  当日:診察(施術の許可・脱毛部位の確認)

→必要に応じ表面麻酔(約30分)→施術→必要に応じ外用剤の塗布

 

  • 施術中は、部位や毛根の数、周囲皮膚の色調による程度の差は見られますが若干の痛みがあります。痛みが強い場合は施術者にお伝えください。

アフターケア

  • 当日より、入浴、顔の場合は洗顔、化粧は可能です。施術後より毛孔に一致した赤みが出る場合がありますが、数時間で大概は消失します。炎症や乾燥に弱い状態ですので、日焼を避け、必要なら保湿を行ってください。施術後の日焼けは、シミ、炎症(発赤、痛み)の原因になります。

 

施術後の副作用としては

  • やけど(水ぶくれ、びらん、かさぶた)
  • 色素沈着、もしくは脱失
  • 毛孔に一致した炎症
  • かゆみ
  • 毛嚢炎

などが起こりえる可能性がありますが、早期に適切な処置を行うことによりトラブルを最小限に抑えることが可能です。

その他、ご不明な点がございましたらお気軽にお尋ねください。

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