目の下の脂肪取り
下眼瞼経結膜脂肪除去術
まぶたの裏の結膜を切開して、眼窩隔膜を露出させ、さらに切開すると、眼窩脂肪が出てきます。膨隆の程度に応じて、脂肪組織を止血しながら除去します。創部は吸収される糸で縫合しますので、抜糸の必要はありません。
下眼瞼経結膜脂肪除去術の利点と問題点について
本術式の利点は、術後のダウンタイムが短く、術後数日は、軽度の腫脹を認めますが、5から7日ほどで腫脹も軽快し、下まぶたの膨らみが小さくなっていることが確認できます。下まぶたの膨らみが小さくなれば、膨らみの下にできている溝は浅く見える様になります。若年者では、下まぶたの膨らみが改善すると、涙袋が強調される様になります。一方、中高年者では皮膚のシワが増えたり、深くなる可能性があります。
【術後の注意点】(下記説明は目安です。手術の侵襲度に応じて異なります。詳細は術後スタッフにご確認ください。)
安静:手術当日はできるだけご自宅で安静にして下さい。車の運転・眼を駆使する事は当日お控え下さい。
飲酒:手術翌日まで控えてください。
入浴:手術当日は創部をなるべく濡らさないで下さい。翌日からシャワー浴OKです。湯船は1週間後から。
運動:手術翌日から創部に負担の掛からない軽い運動は可能です。
化粧・コンタクト:1週間は控えて下さい。眉毛のメークは当日よりOK。
腫脹:翌日~3日間が最高 その後1週間ほどで徐々に落ち着いてきます。
内出血:3週間~1カ月
再診:1カ月後 3カ月後 6カ月後 ※Drの指示により変更する可能性があります。